亜鉛と食べ物

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亜鉛はサプリメントでも取れますが、できるだけ食べ物・食品から摂るように心がけましょう。
亜鉛には、酵素の働きを助ける役割があります。
人間の体内には300種類以上の酵素がありますが、それらはこの亜鉛がないと組成されません。
酵素が不足してしまうと、免疫低下や味覚障害、風邪を引きやすくなる・ケガが治りにくくなる・髪の毛が抜けやすくなる・肌荒れが頻繁に起こる・精子が減少するなど、体の様々な部分に悪影響が出る恐れがあります。

亜鉛の必要摂取量

では、亜鉛不足にならないためには、1日にどれ位の量を摂取すればいいのでしょうか?

日本人が1日に摂るべき亜鉛の摂取量は、成人男性が9mg・成人女性が7mg、上限量は30mgと一般的には記述をみかけることが多いですね。
この量は、無理をしなくても食べ物をバランスよく摂取していれば十分に食べ物から摂ることができる量です。
だから、無理にサプリメントから摂取するよりも、食べ物を偏りなく食べていれば、不足することはまずない栄養素ですね。
しかし、偏った食事や食べ物が習慣になっていたり、インスタント食品をたくさん食べていたり、肉や魚が嫌いで野菜ばかり食べているという人は、食べ物から摂取できる亜鉛が不足しがちです。
もちろん、食べ物からではなく、サプリメントなどで摂取することもできたり、ですが、やはり、できることなら普段の食事から、食べ物から自然に亜鉛を摂取したいですよね。

亜鉛を含む食べ物

では、実際に亜鉛を食べ物から摂るには、どんな食材を食べればいいのでしょう?
亜鉛を多く含む食材の代表として、かき(牡蠣)が代表的ですね。
豚肉やレバー、鶏もも肉、牛もも肉、うなぎの蒲焼きにも亜鉛はたくさん含まれている優秀な食べ物です。
また、納豆やごま、アーモンド、カシューナッツなどの食べ物も亜鉛を多く含んでいます。
なので、肉好きな人は、亜鉛が不足しにくいですね。

この中で、牡蠣やうなぎの蒲焼きは頻繁に食べることが難しいかもしれませんが、豚肉や鶏もも肉など肉類は普段から食べることが可能ですね。
けれど、毎日の食べ物が肉料理ばかり、というのもよくありません。

そこで、毎日食べやすいものというより毎日食べるようにしたいものが、納豆です。
納豆には、亜鉛だけでなく私達の体に必要な栄養素がたくさん含まれています。
例えば、納豆に含まれているナットーキナーゼという栄養素は、血液をサラサラにしたり腸を整えてくれるんです。
納豆を毎日食べるようにすれば、亜鉛不足が解消できるだけでなく他の栄養素不足も解消できますよ。
しかし、納豆って嫌いな人も多く、そのままで食べるとネバネバやニオイが気になってなかなか食べれないという人も多いですよね。
そんな人には、納豆を使った料理がおすすめです。
例えば、納豆チャーハンや納豆入りのお好み焼きなどにすれば、あの独特なニオイがあまりしなくなるので、食べやすくなって美味しいし一石二鳥です。
亜鉛を食べ物から積極的に摂って、健康を維持しましょう。

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