胡蝶蘭の植え替え

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胡蝶蘭の植え替えをしてみませんか?
優雅な美しさと品格を感じさせる胡蝶蘭。
なぜ胡蝶蘭は植え替えをしなければいけないのでしょうか?
胡蝶蘭はデリケートな品種なので、毎年美しい花を咲かせるためには植え替えをすることを推奨します。

古くなった水苔や黒ずんだ水苔、カビが発生しているといったように、悪い環境であるにも関わらず苗を育ててしまっていると、胡蝶蘭は美しい花を咲かせてくれるようにはなりません。
そこで、胡蝶蘭は移し替える必要があるのです。

胡蝶蘭とは

胡蝶蘭とは、ラン科コチョウラン属に属する着生ラン(地面や土ではなく、樹木の幹などに種が付着して生育するラン)の一種で、ファレプノシスと呼ばれることもあります。
花の形が、蝶が舞う姿に似ていることから学名はつけられたと言われています。
以前は栽培が難しいものとして知られていましたが、近年では品種改良を重ねられ、贈答用の洋ランとしてもポピュラーなものとして知られています。

胡蝶蘭を植え替える状態

胡蝶蘭の植え替えはどのような状態で行なえばいいのでしょうか?
胡蝶蘭の植え替えは一年に一度、4月〜6月頃が好ましいと言われています。
4月以降でも遅くはないですが、寒い時期に胡蝶蘭の植え替えを行なうのは避けましょう。

ただし、根や植え込み材が極端に腐ったりしているような場合はやむを得ないので、例外とします。
1年の間に何回も植え替えを行なうと、根を傷める場合があるため、極力避けましょう。
育てる人や環境によっては6月〜9月(8月は除く)が適しているという人もいるようです。

胡蝶蘭の植え替えのタイミング

では胡蝶蘭の植え替えはどのようなときにするのが望ましいのでしょうか?
これは「花が咲き終わった寄せ植え」と「2年以上植え替えを行なっていない単鉢」に分かれます。

花が咲き終わった寄せ植えは、1株1株に分け、コンディションが悪いようであれば植え替えを推奨します。
胡蝶蘭の植え替えには素焼きの鉢と水苔が必要になってきます。
素焼きの鉢も、4号以下のあまり大きくないものが理想です。
なぜ素焼きで大きくない鉢が好ましいのでしょうか?
それは、根腐れしやすい花の性質に由来しています。
素焼きのものは通気性がよく、見栄えのいいプラスチックや陶器の鉢では根腐れを起こしやすくなってしまいます。

また、胡蝶蘭は鉢の中いっぱいに根を張らないと花芽が出来ないという習性があります。
よって、あまり大きい鉢だと根が張るまでに時間がかかってしまうため、花が中々咲かないという状態に陥ってしまいます。
胡蝶蘭の植え替えを行なえば、長い期間花を楽しむことが出来ます。
もしご自宅にあるようでしたら、一度水苔を確認してみてください。

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