ガーデニングで宿根草を

スポンサードリンク

ガーデニングで宿根草という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
根を地中に残したまま戸外で冬越しをして、春に再び成長を始める植物は宿根草と呼ばれます。

こうした植物の根のことを、ガーデニング用語かどうかはわかりませんが、宿根草と言われたりします。
特に園芸に用いられる品種に使われることが多いですが、山野草でも使われることもあったり。
また、ガーデニングで宿根草というと冬にのみ枯れるものだと思われがちですが、本来「生育に適さない時期」に枯れるものなので、夏に枯れる種もあったり。

また、多年草もガーデニングで宿根草と分類されるため、キク・キキョウ・シャクヤク・花ショウブなど花苗として販売されるもののほとんどが宿根草として分類されることになります。

また、野菜の宿根草も存在していて、フキ・ウド・アスパラガスなどが代表的です。

宿根草の花

ガーデニングに宿根草を用いるなら、やはりガーデニングをしている以上、花期が長く、丈夫であることが重要なのではないでしょうか?

ルリマツモドキやキャットテール、カンナ、チロリアンランプ(アブチロン)、ユリプスデージーなどがそれらに該当するようです。
ルリマツモドキは、青紫色の鮮やかな花弁が美しい品種で、見た目の可愛らしさの割りには強健で耐寒・耐暑性に富んでいます。

また、日当たりがさほど良くない場所でもかまわないなど初心者でも気軽に育てられる品種のようです。
花は夏の暑い時期から長期間咲き続け、秋になると葉が紅葉します。

宿根草の花の育て方

キャットテールは、その名の示すとおり猫のしっぽのような赤い花を咲かせます。
咲き始めはさほどしっぽっぽくはないものの、全体が咲くようになるとフサフサになり、猫のしっぽさながらといったおもむきです。
花期は秋頃ですが、耐寒性は強くないため冬場は室内の日の当たる場所に置くようにします。
最低でも5〜10度は必要だと言われています。
這うように横に広がる性質があるので、ガーデニングではハンギング(鉢を吊るした状態にすること)での育成もオススメです。

チロリアンランプは、ランプという名前の通り、ほおずきのような赤い独特の形状の"ほう"を黄色い花の根元につけます。
亜熱帯産ではあるもののある程度寒さに強く、関東以西では戸外で越冬させることも可能です。
ただし、一度枯れてはしまいます。
冬に枯れてしまったとしても、宿根性のため再び成長してくれる頼もしいやつなのです。
一年限りで散ってしまう一年草も、非常に可愛いものが多く目移りしてしまうものです。
しかし、ガーデニングをする上で毎年同じ固体が花を付けてくれる宿根草もいいものです。
次にガーデニングで植える植物は、宿根草にしてみてはいかがでしょうか?

スポンサードリンク